夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

顔の整った男の夢

友達と遊んでいると、男の人が入ってくる。君も降りてこない?と言われるので、階段で地下まで行く。
そこにはたくさんの男がいて、暗く、パーティーのようなことをしている。
わたしは彼の顔がとんでもなく整っていることに気づく。男たちはどんどん増えてくる。
彼は気軽にわたしの頬などにキスしてくる。


「名前は?」と訊くと、園の崩れたやつに桃の、と言われる、中国語みたいだ。読み方を教わるがぜんぜん覚えられない。
「これは本名じゃない?」と訊ねると、そうだと言う。自分は漫画家なのだとも。
よくできた名刺と擦り切れた紙のカードのようなものをもらう。友達が来ると交換したらいいよ、と言われる。わたしはそのカードを返す。
わたしは一目で彼のことが好きになる。だってあまりにも顔がきれいだから。
彼といちゃいちゃしていると、女の子が入ってくる。ひとり、続けて二人。わたしは彼女たちに自己紹介をする。ひとりがカードを交換しようと言うが、わたしは持っていないと答える。
彼はいつのまにかいなくなっている。部屋の端に敷かれた布団に四人で入っている。そこには女の子もひとりいる。


わたしは部屋の空気が薄くなっていることに気づく。ここで練炭遊びをいるのだ。「絶交、絶交」と彼らは大声で繰り返し歌っている。
彼はいつの間にかわたしの横にいる。さらちゃん、もう帰ろうか。わたしの手にはいつの間にか溶けたチョコレートが握りしめられている。わたしはどうしても彼のくちびるにキスしなければ気が済まないと思う。キスをする。硬く閉じたくちびる。名刺のようなものを返して、と言われる。これは彼にお金を出してくれている人が作ったものらしい。


わたしと一緒に追い出された女の子が、階段を降りてどんどん地下へと進む。彼女が白杖を持っていることに気づき、はっとする。
道の途中で、もう一人の女の子と出会う。わたしは彼女に名前は?と訊く。「岬」と一言答える。わたしはさらだと伝えると「知ってる」と短く返事する。屋外に出た岬に「わたしはその名前が好き!」と叫ぶ。彼女はちょうどタクシーを止めて行ってしまう。