夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

死んで生まれ変わる夢

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死んで生まれ変わって正しい家族となる。朝起きると母は腹に子供がいて、わたしと手を繋いでいる。家族と親戚のみんなで、だし巻き卵が焼きあがるのを待っている。

 

少年期。恋人のいたわたしの不貞。朝、帰宅するはずの家は燃えている、母は父でなく別の男が好きだった。小さな田舎では購入する卵の数すら噂になる。わたしの起こした不貞もすぐに広まるだろう。


家に火をつけた母は不思議な目をしている。わたしは辞世の歌のようなものを書いて、紙箱に入れ、荒れ狂う川に流す。すべてうまくいく。

結束バンドの夢

精神病院の思春期病棟にずっと入院している。そうすると、友達ができる。わたしたちは夜、消灯後、同じベッドで寝るまではしゃいだりする。それも咎められない。わたしたちはここから出ることができないのだから。


そんな中、Kの退院が決まる。しかもKはこれから高校生になるのだという。


入院しているとき、わたしたちが一番嫌なのはプラスチックのタグだ。主に手首につけられるのだが、ちくちくして、非常に気持ち悪いのに、退院まで取ることができない。Kの薬指には緑色の小さなタグと結束バンドが巻かれている。退院おめでとう、とわたしはそれらを鋏で切ってやる。すると、堰を切ったように、Kが泣き始める。なぜ泣くの、と質問するが返事ができないほどに泣く。Kは遠くから来た。「あそこでは星がよく見えた、ここでは、ここでは星が見えない」わたしは全てを理解する。そうか、K君は元いた場所で、誰かと結婚の約束をしたのだ。それがこの結束バンドだった。


わたしは病院を抜け出し、毛布にくるまって、腹ばいで山道を滑っていく。ものすごいスピードで。ひどい雨。桃色の生地に雨水が染みていく。それでもわたしは行かなくてはならない?どこへ?星がたくさん見える。線で繋ぐと何かになりそうだ。


しかし、わたしは大人に捕まってしまう。名前や住所を訊ねられるが、なにも答えることができない。連絡の取れる人は?と訊かれて、Kです。と答える。Kとは誰か?と訊かれる。恋人です。とわたしの口から嘘が飛び出す。Kは高校生になるんです、わたしは中学校にすら通っていないのに。この子は孤児か?と大人たちが騒つく。早く孤児院に連絡しよう、と話し合っている。


わたしは赤い折り畳み式の携帯で、この夢を記録しなければならないと思うが、指がうまく動かず、うまく書くことができない。あそこにパソコンがあるので、それを貸してもらおうと思う。

 


(Kの本名は星光である)

恋人の夢

恋人の実家に泊まる。電気を消した彼の部屋に、服を脱いだ状態でいる。わたしは一階のお手洗いに行きたくて、暗がりの中で黄色いTシャツを探す。ジャケットを着た彼の体にぴたりと体を重ねる。わたしがプレゼントしたものだ。裏地が取り外せるようになっていて、三色の小さな釦で止められるようになっている。それがとても洒落ているから買った。でも彼はおしゃれが得意じゃない。特に上着のことは一番わからない。ベッドではなく脚付きのマットレスに頭を反対にして横になる。銀色の折りたたみ式の携帯が目に入る。

片恋の夢

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神様は願いを叶えたり、よいことをしたら褒めてくれるような存在ではありません

 

Mと日の当たる部屋で性交する。夏。床に置かれたたくさんのペットボトル。ビタミンC入りの黄色いドリンクが少し残っている。床には制服が置かれている。セーラー服。
われわれは風呂でも性交をする。電気を消して。風呂から上がると親戚一同にそれは気づかれている。細長いプラスチックの籠の中にたくさんの調味料が入っている。これを持って銭湯に行くと便利なの、とわたしは言う。大人にいなされる。
Mは親戚の一人だ。Mはわたしと同じ年なのに少年のようだ。よく日に焼けている。わたしは床に置かれたココナッツチョコレートの小袋を食べる。Mも食べる。わたしから離れて。床には数学の宿題と教科書が乱雑に落ちている。ほかの子供のものだ。Mにはわかるがわたしにはわからない。


わたしが神様の話をすると、僕は神は死んだと思っているので、とMは言う。わたしは彼と話すために哲学の本を読もうと思う。そんなの不純だ。


Mはわたしのことを少しも好きではない、わたしがMを追いかけているだけだ。でも親戚たちはわれわれは婚約していると思っている。わたしは誰かの運転するバイクの後ろに乗って眠っている。手だけはしっかりと赤い服を握っている。目が覚める。知らない風景。少し泣く。

安楽死の夢

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友人たちと遊びに行く約束をしている。一時間ほど遅刻しますとグループLINE。「さらちゃんはそういうところがいいよ、嫌味でなく」とAからの返信。

そこに祖母が亡くなったと連絡が来る。わたしは「もう友人たちの葬式に出席しすぎているから行きたくない」と言う。母も遊びに行きなさいと言う。だがわたしは意見を変える。いつしか中学の制服を着ている。ぺらぺらの臙脂色のリボン。白い靴下、革靴。祖父が「葬式に来ないなら遺産の400万を渡さないように遺言を変える」とわたしを脅す。わたしは「遺言は変えられません」と言う。

田舎に着く。祖母は生きてにこにこしている。彼女は病が重く、これから安楽死のようなものをするらしい。納屋に入り黄色い輪ゴムを一本持ってくる。これを左手の薬指に巻くという。「これはおじいちゃんが買ってくれたの」としあわせそうに笑う。血が止まって苦しみなく死ねるらしい。

「叔母は来ないねえ、あんなに神社に住みたがっていたのに、人が死ぬのは見たくないんだねえ」と母が言う。

顔の似た少女の夢

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TとDは顔のよく似た二人の少女。どちらも芸能活動をしていて、Dは混血である。Tの方が少しだけ知名度が高い。
体育祭の出し物でダンスをする。わたしは欠席を続けていて振り付けがまったくわからない。
先生がいなくなった後、Dはこんなもの、と言いながら一人で踊り始める。足が高く真上に伸びる。クラスメイトたちの感嘆。ああ、バレエを習っているこの子にとって、この振りは遊びみたいなものなのだ。
Tはそれを見て笑っている。夜風の当たるバルコニー。外国のウイスキーに薔薇のエッセンスを垂らして飲んでいる。
その後、酒造メーカーSの白と青のワンピースを着た彼女が、大人によってどこかに連れて行かれるのを見る。彼女は目立ちすぎたとみなが囁く。Dがかすかに笑う。

性的な夢を三つ

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夕方、薄暗いパーラー、レジからお金をもらっていい?と訊ねる。弟がいる。今日は六月二七日だよね、風迅と雷迅のところへ行く。千円札を二枚持って、わたしは走っていく。弟も一緒だ。風迅と雷迅は犬と人の合いの子。十六歳の時に孕んだ。生きていれば十二になる(わたしはまだ少女なのに?)弟はそのことが原因で不登校になってしまった。墓に着く。これでパンを買っておいで、と弟にお金を渡す。

 

実の父と風呂に入る。わたしの言葉で機嫌を損ねて先に出た父は、母に、あの子は実に良い子だ、髪の毛まで洗ってくれる、と言う。良い子は父親と風呂に入りませんよ、と母の声。ここで近親相姦が行われていることは見て見ぬふりをされている。

 

渋谷で待ち合わせ、十九の女の子が惨殺されている。メイド喫茶で働いていると言っていた。それは見せかけで、個人売春の店だということをわたしは知っている。まだとても若く、かわいらしかったのに。長い黒髪に揃えた前髪。