夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

2024-01-01から1年間の記事一覧

少年、ガラスの兎、十四歳の夢

Sから借りた少女漫画を読んでいる。中国人の少年が「昔、ガラスで兎を作ったが、顔が割れてしまい人に売った。精巧に作ったから手放したくなかった」と話す。もう一人の日本人の少年が「ステンドグラス工房の先生が、割れたガラスをくっつける方法を知ってい…

押入れ 猫耳 男の子の夢

部屋の中。私が目覚めるころに少年が素早く押し入れに入る。黒いミニスカートにガーターベルトに猫耳。頰のあたりがごつごつしているが、化粧をしたその姿は美しい。彼は鏡を見て「若い」と言う。わたしを向いて「おやすみなさい」と。襖を閉める。わたしも…

美術部の夢

0416 美術部の卒業制作。いつまで経ってもテーマが決まらない。木で作った簡素な部屋のようなもの。見世物小屋を作るつもりだ。教室の正面で先生が「この中で差別的な作品を作る人はいませんか?」と訊く。わたしじゃないか、と思う。先生がこちらを廻ってく…

卒業式、告白、薔薇の夢

0501 高校生活最後の日、卒業式。式まで四十分時間がある。先生が家が近い人は一時的に帰ってもいいと言う。部活の部長は緊張している。スピーチがあるから。わたしは帰宅を選ぶ。あのこは部長に告白するんじゃないか、と皆がひそひそ言う。今日は彼の誕生日…

幻覚の夢

悪夢。逆上した弟に、彼が養殖しているミルワームと羽虫を振り掛けられる。わたしは全身を捩り、地団駄をしてそれを振り落とす。死骸で部屋中が真っ赤になる。その様子をiPhoneのカメラで何枚か撮る。 わたしはいつの間にか眠っていて、目覚める。窓の近くで…

指揮棒の夢

1919 静謐な写真。木製の天使。灯かなにか。そして細い銀の杖のようなもの。わたしはそれに手を伸ばす。指揮棒だ。持つと不思議な重みがある。四拍子のリズムを取っていると、持ち主が現れた。「ごめんなさい。これはあなたのいちばん大切なものでしょう」と…

原付、小さな塚の夢

0753 Nと唐十郎かなにかの芝居を観に行く約束。直前までたくさんの本を鞄に詰めたり出したりしているが、母親に一冊にしろと言われる。さらに母親は劇場まで原付で行って帰れと言い、母と叔母と叔父とわたしでレンタルバイクを借りに行く。わたしは免許なん…

真珠姫の夢

1220 テレビがついている、NHKで澁澤龍彦の特集が流れている。わたしはそれを観ながら父親であり弟である男と風呂場で性交をする。バスタブに腰掛け、男の胴体に足を絡める。最中、猫が風呂場を行き来する。いけない、この猫には監視カメラがつけられている…

バー無明(むみょう)の夢

テレビを見ていると、バー無明(むみょう)というものが出てくる。東京?にあるシェアハウスの一角、地下ガレージのようなところを解放しているという。一面コンクリート張りの床に大きなブルーシートを敷いた空間。もちろんカウンターなどもなく、バーには…

父の夢

0522 家から本当にお金がなくなってしまった。薄暗い飲食店が集まったフードコートのような所で働く。わたしは白い三角巾をつけている。仕事が終わって父を迎えに行く。父は鮮魚コーナーで働いている。ショーウィンドウには大きなマグロの入った海苔巻き。父…

携帯小説

その日、僕は四条木屋町のバーにいました。バーと言ってもそこはチャージが三百円、カクテル一杯二百円の、とんでもない安酒屋です。いったいどうやって利益を出しているのでしょう。僕はカウンターでサイドカーというカクテルを飲んでいました。ブランデー…

修学旅行の夢

313 東京かと思ったら修学旅行がベトナムだった。お座敷遊びでは男の子がロケットになり、金を打ち上げる銃で紙幣が飛び交う。わたしだけ日本円しか持っていない。みんなに訊ねると二十万円から五十万円は持ってきているとのこと。わたしはお金を両替しよう…

お笑いライブの夢

650 わたしはAに誘われて演劇を観にいく。演劇と聞いたがそれはお笑いで、1LDKの部屋で無名の若手の芸人が入れ替わり立ち替わりコントをする。わたしはエリザベスワンピースを着て、下手最前列にいたのだけれど、イベントの主催者かつ芸人であるBに、異様な…

ハッピーバースデーの歌、届かない手紙の夢

550 木には白い花と一緒に大きな松ぼっくりがついている。雪のように一面を白く染める。わたしは昨日ここで白いリュックサックを無くした気がするのだけど見つからない。鳩がものを食べている。近くからハッピーバースデーの歌が聞こえる。子供ではなく大人…

「かみさまがいるもの」

あんたの家は愛真教っていう変な宗教を信じてた。 教祖はフォーチュンラブ様という全身ピンクの服着たデブのおばさんで、誰がそんなん信じるん? と思ったけどなんでかこんな片田舎にも、愛の家(ラブハウスって呼ばれてた)という宗教施設があって、ちょろ…

Nちゃんの夢

410学校。みんなで三角座りをしている。前にいるNちゃんがわたしの気になるAくんといちゃいちゃして、キスをしている。Aくんの肌はNちゃんより白い。わたしは隣にいたBちゃんに、わたし昔、Nちゃんとすごく仲が良かったから複雑な気分、と告げる。Nちゃんと…

深夜のコンビニの夢

0505深夜のコンビニに向かう。中には演劇の先輩たちがたくさんいる。Iさんが「あった、これみんな細いストローで飲んでいるんだよ、元気になるって」と小さな瓶に入った水銀の液体を手にする。わたしは「なんてものを、死んでしまいますよ」と咎める。彼はそ…

電話を盗聴する夢

0505WILLCOMから電話番号を引き出す。恋人(とロリコンお兄さんはここでは一体になっている)とその友人のKとの電話を盗聴する。恋人には親密な女性がいるらしく、Kは次のデートの予定はこぎつけたのか、と煽る。恋人は沈黙する。なんの沈黙がわからない。 …

未来を変えない夢

僕はクラスの男の子にいじめられていると言うA。部屋中のボードゲーム。でも君にはゲームがあるよ、君は将来ゲームを作る人になるんだとわたしは言う。でも彼は、まもなくB君に負けてしまうと言う。わたしは未来から来た、Aは著名なプログラマーとなる、わた…

幻覚剤の夢

幻覚剤を売って日銭を稼ぐ男。小さな銀紙を口に含むと銀河と猫が見えて束の間幸福になれる。 花見をしている集団。老人を中心に豪勢に肉を焼いている。老人が何時までここにいるのかと問うので、この辺りを散歩している、またここに戻ってくると答える。する…

りっちゃん(2009年)

りっちゃんは携帯を一心不乱にいじっています。ぐらりと揺れた電車の中、わたしの体はりっちゃんの鞄を引っ掛けた肩に思い切り傾ぎました。りっちゃんは鞄を足の間に挟んだりしてない。よかった。りっちゃんの学生鞄には色々がじゃらじゃらついてて特に目を…

演劇の夢

1212 夏、ベランダから吹く夜風に当たっていると、メールが来る。明日の演劇の本番に人が欠けてしまった、台詞は二言しかない、かわいい衣装だ、ぜひ出ないか、というもの。承諾する。翌日、新幹線の女駅員の役で、○○行きですといったような台詞。上着のフッ…