夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

幻覚剤の夢

幻覚剤を売って日銭を稼ぐ男。小さな銀紙を口に含むと銀河と猫が見えて束の間幸福になれる。

花見をしている集団。老人を中心に豪勢に肉を焼いている。老人が何時までここにいるのかと問うので、この辺りを散歩している、またここに戻ってくると答える。すると十八時に××が一階に入ったビルにおいでと言う。その瞬間、彼のことをお兄さんと呼んでいたのに、おじいちゃんと呼んでしまう。見た目によらずとんだ成金だ。まあ、貴重品と銀紙をすり替えてしまおうと思う。

母を亡くして進学費用がない少女、肩まである黒髪を頭の形がよく見えるように梳いてある。平成の髪型だ。そしてあまりにも顔が整っている。風俗しようかな、と、泣きながら大きなベッドに座ったわたしを覗き込む。わたしは風俗嬢から成り上がり、キャバレーとソープランドを経営している。やめておきな、お金はわたしが出すから、死んだお母さんが悲しむよ、と言う。

場面は変わって公園。幻覚剤で猫を見ている気味の悪い集団。少女は男に、あれが欲しいの、と言う。男は泣きながら彼女の息ができなくなるくらい、幻覚剤を口の中に押し込む。いつしか銀紙はトランプとなっている。トランプにまみれた少女は手書きのカラフルな猫の幻覚を見ながら、薬の過剰摂取により死ぬ。