夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

安楽死の夢

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友人たちと遊びに行く約束をしている。一時間ほど遅刻しますとグループLINE。「さらちゃんはそういうところがいいよ、嫌味でなく」とAからの返信。

そこに祖母が亡くなったと連絡が来る。わたしは「もう友人たちの葬式に出席しすぎているから行きたくない」と言う。母も遊びに行きなさいと言う。だがわたしは意見を変える。いつしか中学の制服を着ている。ぺらぺらの臙脂色のリボン。白い靴下、革靴。祖父が「葬式に来ないなら遺産の400万を渡さないように遺言を変える」とわたしを脅す。わたしは「遺言は変えられません」と言う。

田舎に着く。祖母は生きてにこにこしている。彼女は病が重く、これから安楽死のようなものをするらしい。納屋に入り黄色い輪ゴムを一本持ってくる。これを左手の薬指に巻くという。「これはおじいちゃんが買ってくれたの」としあわせそうに笑う。血が止まって苦しみなく死ねるらしい。

「叔母は来ないねえ、あんなに神社に住みたがっていたのに、人が死ぬのは見たくないんだねえ」と母が言う。