夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

顔の似た少女の夢

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TとDは顔のよく似た二人の少女。どちらも芸能活動をしていて、Dは混血である。Tの方が少しだけ知名度が高い。
体育祭の出し物でダンスをする。わたしは欠席を続けていて振り付けがまったくわからない。
先生がいなくなった後、Dはこんなもの、と言いながら一人で踊り始める。足が高く真上に伸びる。クラスメイトたちの感嘆。ああ、バレエを習っているこの子にとって、この振りは遊びみたいなものなのだ。
Tはそれを見て笑っている。夜風の当たるバルコニー。外国のウイスキーに薔薇のエッセンスを垂らして飲んでいる。
その後、酒造メーカーSの白と青のワンピースを着た彼女が、大人によってどこかに連れて行かれるのを見る。彼女は目立ちすぎたとみなが囁く。Dがかすかに笑う。