夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

雪の夢

20時前に目覚める

 


私はクレヨンしんちゃんのみさえ。あの二階の戸建て*1ではなく、賃貸に引っ越している。ひまわりは三時間ごとに目覚めて泣く。その瞬間、周囲は夜行バスのようになっている。人々が目覚めてこちらを睨む。黒いケースにセットされた哺乳瓶からコラーゲンドリンクを飲ませる。オレンジがかった茶色のクラッシュされたゼリーのようなもの。一瞬でなくなる(これはアニメだから母乳をやるという描写ができないのだと脳裏で思っている)
舞台は変わって、わたしは雪の積もった道にいる。目の前には建物*2。二階には飲み会をしている男たちが暖色の灯りの中にいる、わたしは雪の積もったハイエースクリニークのマスカラを放り投げる。一瞬で雪がそれを隠す。わたしはハイエースに登る。それは自殺の暗示である。わたしは安堵している。いつのまにかわたしはムードの良い飲食店に一人でいる。暖房が効いて暖かい。死角にオムレツの載った皿。サーブしてあげましょうかと女が話しかけてくる。わたしは卵料理を二つも頼んでしまったようだ。それまで二階にいた人間が気づいて、建物から数人出てくるのが見える。みんな女だ。


わたしは目を覚ます。Mさんの通っている精神病院の入院施設であることがわかる。そこは漢方治療で有名で、壁にはこれこれで治ったというさまざまな本からの切り抜きが貼ってある。赤ん坊を抱く形は関東と関西で違うのだ。しゃがんで、両膝を折って、両手を下ろす。このとき手のひらが上になっているのが関西らしい。これが生まれてくる前の人間の姿勢で、赤ん坊はその形のまま布にくるんで抱くという。わたしは背が低いから、と思っていると、背の低い人はこのように抱けばいいという画像が頭の中にでてくる。言い訳はできない。


いろんな人が見舞いに来る。わたしはぐったりと死んだふりのように目をつむる。首に冷たいような痛いような感覚。Mさんが隣から日本刀のようなものを抜き、わたしの首に当てていたが、やはりできない、生きろ!と言う。


わたしは退院する。ざわざわした場所にいる。整理券を持って並んでいるが、列はどんどん進んでいく。建物の二階*3では中古の食器が売られている。わたしの使っていたカップやソーサーが売られている。裏に値段のシールが貼ってあり、なんども値段が変えられている。
以前、わたしはとある映画の撮影のために、持っている食器を知人に貸したのだ。それらには裏に金色のスズで、映画の記念である型押しがされ、全て返されると聞いていた。話が違うと怒っていると、近くにいた男の子二人が、あれはうちの部署のミスだというようなことを話し合いはじめる。わたしは便箋と封筒のセットを三袋手にしているが、一つが滑り落ち、床にしゃがんで拾う。今まで死ぬと言っていた人間が元気なものだ、と自分で自分を笑う。


わたしの見た夢を朝の高速バス降り場のようなところで、Mさんがメモしてくれている。寝起きのわたしがぽつぽつと夢について話すと、彼は物分かりよくまとめてくれる。

 


*4

 

 

*1:1

*2:2

*3:3

*4:1.2.3はすべて同じ建物か? ビューティフルドリーマーのようだと思う