夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

恋人が時差で死ぬ夢

恋人が、わたしと妹さんとお母さんにとっては、今日死んだ。
でもまだ生きて見える人がいるらしい。
恋人はおじさんに滅多刺しにされて肉塊になった。今は布に包まれているという。わたしはそれを見にいこうとするが、おまえには無理だよと言われる。おじさんの目の前から貝印の剃刀と緑色の刃物を奪って、馬乗りになるが、おじさんは笑っている。たしかにわたしは人殺しになることに怯えている。
恋人のお母さんが部屋から出てきてわたしを抱きしめる。妹さんは大丈夫かと訊く。部屋で眠りたいらしい。お母さんがわたしを抱きしめる。その頬にはちゃんとパウダーファンデーションが塗ってある。


場面が変わって、夕暮れ。いとこのお姉ちゃんが緑色の浴衣を着て遊んでいる。竹馬に乗っているように背が高い。みんなはそれを囲んでいる。わたしには彼女が見える。でも、噂によると、彼女はもう死んでいるのだという。


恋人は八年前に死んだのに、今日も死んだ。これまでの数年間はなんだったんだ、わたしは発狂してしまったのか、と思った瞬間、目が覚める。