夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

三つの夢

5時41分に起きる

わたしはいじめられている。クラスに友達はいない。
わたしをいじめる主犯格Tに三階の窓の棧に、背中を当てて、ぐっと反るように言う。
初めは彼女は馬鹿にしていたが、わたしは、彼女の体を支え、そのようにさせる。制服の緑の艶のあるリボンが視界に入る。
もっと深く、もっと深くと、わたしは命じる。彼女はその通りにする。どうやらハマったらしい。彼女は休み時間のたびにわたしを呼び、それをする。死にたいと言うようになる。
わたしは彼女に死ねないよと言う。
窓の外は1メートルほどの段差ののちに、コンクリートで固めた廊下のようになっている。自転車で走っている人もいる。あれは校則違反だけど、とわたしは言う。死ぬならあちらかこちら、と教室の違う窓を指差す。


8時48分に再び起きる
自分の部屋で鞄を整理していると、二重になったトートバックの中から三つ穴の開いたどんぐりのようなものが出てくる。それは金閣寺とつながっているらしく、菊地成孔が司会をしていて、sweetsを歌い出した。急いで家族のもとに行くと、母と弟とその友達数名と白人の男が机を囲んで座っている。母に聞かせると聞こえると言うが、外国人に聞かせると、顔をしかめて聞こえないと言う。そんなことはないと思い、どんぐりを耳に当てると、ざあざあと電波の途切れた音がする。母は実は聞こえなかったのだというような態度を取る。弟は理系に進んでいて、机には数3Cとよくわからない理科の問題集がある。廊下にキャベツの箱が置いてあり、中にたくさん入っている。ロールキャベツを作ろうと思う。


Nさんと知人Bとほわまりさんという方で夜、車に乗っている。Nさんとほわまりさんは同じ地域に住んでいて、そこの行事で知り合ったらしい。ほわまりさんに飲み物はなにがいいかと訊ねられたので、ポカリスエットを頼むと、紙皿の中に注がれ、温かいご飯を入れられた。気持ち悪いと思う。Bさんはすぐに帰ってしまう。手を振る。