夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

お守り、演劇、青い蝶の夢

通学鞄にたくさんつけたうさぎのぬいぐるみを取って、お守りに変える。学校に行きたくないと母に言う。いつのまにか車椅子に乗ってさみしい河川敷にいる。白い空を眺めていると、同じように空を見ている女から声をかけられる、わたしと友達になりたいらしいが、無碍にする。

演劇をする。学習塾に男が侵入し、わたしの首にナイフを当てるが、子供達もみなナイフを持っていて、首を切り、次々と絶命していく。わたしは最後の一人になる。それを見て、男が言う。「このナイフの鞘の中には一匹の青い蝶がいる。この蝶の毒で眠るように死ねる」と。わたしは笑いながら頷く。首に蝶の止まったわたしはどんどん傾いていき、男の膝で死ぬ。男の最後のセリフで目を開けるはずが、一つ前のセリフで目を開けてしまう。芝居が終わって「間違えた」と言う。わたしはこの芝居の脚本を貰っていない。お話を知らないままで演技をしたからとても難しかった。観客の反応はばらばらだ。「さらちゃんはマストだね」と言う人と、「素と変わらないあれは演技じゃない」と言う人。帰り道に後輩が立ち上げた夏プロの劇のチラシがある。参加者はみんな知らない名前だ。