夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

七回忌の夢

19日、18時ごろ起きる

 

誰かの何回忌かに向かっている。

広い会場、一番乗りのTが大股をかいて崩れ落ちるような体制で携帯で電話をしている。さらちゃんも来たわ、ものすごいかっちりした喪服で、というようなことを電話越しの相手に話している。もう七回忌だからこれでは暗すぎるのだ、かろうじて履いていた黒でなく肌色のストッキングに目をやる。向こうからやっていた女の子は濃い灰色と薄い灰色のツーピースを着ている。
トイレに行くと彼女はわたしより先にいてドアを開けてくれる。わたしは入りドアを閉めようとすると恋人の母親が振り袖を着て隣にいる、黒に赤に緑とものすごい色をしている。白地に緑や赤の唐草の帯。帯と揃いの鞄。


トイレに入ると中は明るい、明るすぎる、壁の中に電気が埋め込まれているようだ。白い発光する壁にはさまざまな有名企業の教訓のようなものが筆で書かれた字で貼り付けられている。(一位から何位まで、とランキング順になっている)。教訓で囲まれた部屋はトイレではなく離れであり、恋人の勉強のための部屋だった。「アラビア風の○○○○式の○○」と恋人の妹が部屋の様式を口にして去っていく。わたしは同じ言葉を繰り返す。恋人はまだ小学生くらいで眼鏡をかけて床にきちんと座っている。わたしは家庭教師かなにかとしてここに呼ばれたようだ。恋人は諦念していた。両親は彼をパイロットにしたいのだと言う。恋人が「宿題」と言うと、お手伝いが出てきて宿題を持ってくる。彼はそれを笑う。黒豆と梅干しともう一つなにか丸いものがわたしの机の目の前を歩いてくる。偵察しにきたんだ、と恋人は言う。わたしはそれらと目を合わせようとするが目などない。


これはアニメでわたしは登場人物の一人なのだ、黒いゴキブリが現れてわたしの白いブラウスの袖から中に入る。手首から10センチくらいでしばらくじっとしていたそれは、わたしの中指の先まで昇る。わたしは手を宙に浮かしている。飛ぶのだ、と思うと、場面は一転、飛び降り自殺する茶色いボブの女の子*1、わたしは落下する彼女を抱え込もうとするが、失敗する。

 

*1:輪るピングドラムの苹果ちゃんだ