夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

卒業式、告白、薔薇の夢

0501

 

高校生活最後の日、卒業式。式まで四十分時間がある。先生が家が近い人は一時的に帰ってもいいと言う。部活の部長は緊張している。スピーチがあるから。わたしは帰宅を選ぶ。あのこは部長に告白するんじゃないか、と皆がひそひそ言う。今日は彼の誕生日でもある。
わたしは部屋に帰って眠ってしまう。時計は八時を指している。式まであと二十分しかない。薔薇のドライフラワーを入れていた花瓶が倒れて、布団の周りに散乱している。これはかつて部長がくれたものだ。今日は彼に薔薇を贈ろうかと思う。一本五百円、二十本で一万円。買えなくはない。でももう時間がない。