夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

父の夢

0522


家から本当にお金がなくなってしまった。薄暗い飲食店が集まったフードコートのような所で働く。わたしは白い三角巾をつけている。仕事が終わって父を迎えに行く。父は鮮魚コーナーで働いている。ショーウィンドウには大きなマグロの入った海苔巻き。父は店の奥でしゃがみ込んでいるのが見える。わたしが父を呼ぶと、お土産だと言って店長から米と袋に入った林檎をもらう。米は都からの配給で山ほどあるのに。一応ありがとうございましたと言う。店の外を出て林檎を齧る。歯にねちゃねちゃとくっつく。江ノ島で取れるものらしいがすこしもおいしくない。これはきっと米もおいしくないと予感する。帰宅すると、遅れて父が帰ってくる。マグロやサーモンの入った海苔巻きなどをたくさん持ち帰っている。覚えることが多すぎるんだ、と父は元気がない。わたしはそれを励ます。これは作り話なのだ。紙の台本を読む。「神様なんか金魚でいい」「わたしたちがしたくないのは長いお別れでしょ」と言う。まだ台詞は続くが、忘れてしまった。