夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

歯列矯正・服薬自殺の夢

歯列矯正の相談に行く。おじいちゃんの院長先生が出てくる。初め、虫歯の相談かと思われる。わたしが歯列矯正の相談にきたのですと言うと、綺麗な歯並びをしているから気づかなかったと言われる。わたしは下の歯を見せる。一度矯正をしたけど親知らずが生えてがたがたになってしまったのです。わたしはインフルエンザにかかったことがあるというと、インフルエンザでここにかかったことになる。患者が拍手を始めるので、わたしも拍手する。病気でかかったことにすることで保険診療になるようだ。口元が出ているのも直るでしょうかと先生に訊ねると、あなたはそれで驚異的に若く見えるのだからなくしてはならない、それは欧米の美だよと言われる。先生はわたしたちを食事に連れて行ってくれるようだ。店のすぐ近くの甘味屋のようなところ。わたしがいつまでもメニューを見ているとみんなもう注文してしまったという。わたしは天竺という名前の栗のすり流しを頼む。ここの店名と同じで、名物らしい。


母の実家に帰っていると、古い雑誌の表紙にMさんの名前がある。Mさんが自殺未遂をしたこと、それが原因で小学生からの友人たち(彼女は一貫校に通っていたから)に無視されたことや、家族とうまくいかなくなったことが書いてあった。Mさんというのはペンネームであり、本当の名字は黒川という。お父さんが警察の偉い人であるらしく、その本名が載っている。Mさんは服薬自殺を図った。薬局で販売されている薬を買い集めて。思春期で胸が焼けるような一瞬があるでしょう、薬を飲むときはそんな感じでした、と書いてある。この時代にはまだそのような薬が薬局で買えたのだと思う。一方でおかしい、彼女はわたしと同じ大学の一つ先輩で、同じサークルに入っているではないか。彼女の写真がページ一枚におおきく引き伸ばされている。帽子を被った彼女の顔にはエラがなく、今より幼く見える。