夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

神社の夢

Lさんが神社の石段から足を滑らせて死んでしまう。その友人Tに、Lのお母さんと一緒に神社の祭りにいかないかと言われる。いくと答える。
神社はだれかとだれかを結びつけることで有名な場所らしい。TとLの母と三人で歩いていると、出し物が始まる。子供が好みそうなものだ。ショーや寸劇。Lのお母さんはまだLが幼い頃にLを亡くしたのだ。神社ですずらんの香水を買ってくる、と言ってそのまま帰ってこなかった。Lのお母さんとはここにくる少し前に別れた。このようなものを見るのはさぞ辛いだろう。悲しくなってきて席を立つ。わたしは自室に戻る。自室は神社の土産物売り場になっている。寸劇の声が遠く聞こえる。一人になって泣こうとするが涙が少しも出てこない。釦とビーズと薔薇でできたブローチを購入してLに供えようか迷う。Lのお母さんが見たら、なぜこんなものをと思うかもしれない。Lは実際おもちゃみたいなものを愛していた。
仮設トイレに入る、トイレットペーパーがないので隣からとってくる。Lは無責任に死んだのだ。演劇の演出をつけている半ばで。事故死だと言うけれどあれは華麗な自殺だ、と怒りが湧いてくる。
(わたしの中でLは数日前まで生きている)