夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

不条理劇のような夢

10時ごろ起きる

 


放課後の学校に忍び込む。
ロッカーの上を這うように進んでいると、Aちゃんと出会う。Aちゃんとわたしは仲良くなり、Aちゃんの家にいくことになる。
途中、海がある。
砂浜は砂金が混ざったようにきらきらと輝いている。靴を脱いで、服のまま泳ぐ。
すこし進んだところで足をつけるととても痛い。地面はアスファルトのようだ。靴を履いたまま泳げばよかったねと言いながら、すぐに海から上がる。
濡れた服を脱いで手で絞る。裸の体を男たちが見ているが、構うもんかと思う。


Aちゃんの家に行く。
わたしとAちゃんが遊んでいる。ふとこれが録音(録画?)されていることに気づく。小さな黒い機械。そして家の中にもう一人だれかがいることに気づく。Aちゃんは彼女のことを無視している。次第に人は増えていく。無視されていた女がわたしに「お茶はいかが?」と訊く。わたしは、結構ですと答える。


Aちゃんとわたしと大人二人がキッチンのテーブルの前に座っている。
お茶がわたしのを除いて三人分ある。どれも色が違う。お茶を飲むと、次は食べ物がでてくる。何種類もでてくる。わたしはお腹が空いてくるが、それには気遣われることなくどんどんと食事が進む。
小間使いがデザートを運んできた。大人二人(彼女の母と祖母のようだ)は、ときどき視線がおかしくなり静止する。その瞬間に、Aはわたしの口にデザートを二つ放り込む。一口で食べられるような小さなエクレアだった。味がしない。
静止状態から二人が目覚める。彼女たちはくわっと目を向いてAのことを笑っている。Aが食べたのだと思っているのだろうか、わからない。


これはお芝居だ。わたしはその他大勢のような役をもらっている。ただ、みんな色とりどりのカクテルドレスを着る。衣装替えもある。とても豪華だ。
わたしたちは主役の一番初めの台詞を繰り返す、それ以降の台詞を繰り返すかどうか書かれていない。わたしは悩みつつ口パクで繰り返す。


演劇を誘ってくれたBに、演出の意向がわからないと言うと、これはわたしたちで作っていくものだからというようなことを言われる。
わたしはそれに反論する。
酒屋で全員分のビールやつまみなどを買い出しに行っている。金額が一万円を少し超えた。お財布には千円しかない。カードで払う。