夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

不老不死の夢

1/20 9時半ごろ起きる

 


わたしは海をざぶざぶ泳いでいる。ゼミの始まる時間が19時半か20時からかわからない。

母親にちゃんとメモしていないからだと叱られる、出先で期限がすぐのメールの返事をしてメモしないこともあるだろうと反論する。


海から上がって先生のところへ行く。
空がかんかん照りだ。20時まであと数分だが大丈夫だろうかと思う。指定された教室のドアを開けると、中ではみんなが小テストのようなものを受けている。
わたしは不登校のため、選択肢がなくこのゼミを選んだ。先生と面談もしていない。それどころか今日会うのが初めてだった。


先生はひょろひょろと痩せた若い男だった。挨拶と自己紹介をすると、××さんね、と名字をメモされる。わたしは先生の名前を忘れてしまった。メモの上の方に書いてあるが、汚すぎて読めない。
さらさん、と下の名で呼ばれる。ああ、ここは女子大だからか、と思う。あなたの卒論の概要は今までの中で最も低い点をつけました、と言われる。とあるテーマ(これはわたしが現実に大学時代に書こうとしていたテーマだ)とフランス文学が関係していないことが問題だという内容で怒られる。ここはフランス文学を取り扱うゼミなのだと気づく。


読書が好きなんて言わない方がいいですよ、と言われるので、フランス文学だけがそんなに上等なのかと言い返す。きみはフランス文学を何冊読んでいるんだと言われるので、×冊ですと答えると笑われる。一回生の他の人はもっと読んでいるのですかと言うと、読んでいる、それどころか何か催しがあるたび必ず読んでくると言う。ではわたしも読みますと言うと、お前は口だけだ、読まないね、と笑われる。わたしは読みますと返す。先生はまた否定する。わたしはあなたはわたしがなんと言っても否定すると怒る。


授業が終わる。わたしは正座して大きな声で、空気を乱して申し訳ないです、みなさまよろしくお願いしますと正座してお辞儀をする。
先生にも慇懃無礼にお辞儀をする。
先生は真空パックされた生肉の塊になっている。


すると、学級委員のような人に話しかけられる。
そこにある石膏像がだれだかわかりますか?
××ですかと答える(それは実際ギリシャの人だ)。
そうです、わたしたちの先輩はフランス文学を学んで美を追求しようとして、美術大学を受けたのです。わたしたちではなく、この先輩のことを尊敬してくださいと言う。

彼女は、先輩が何を研究していたのか教えてあげましょうかと小声で語りかける。わたしが、はい、と耳を近づけると舌を絡めたキスをされながら「不老不死について」と言われる。