夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

塔から突き落とされる夢

11月28日

5時ごろ起きる


春、部活で生物の採集のために、川に来ている。男がふたりとわたし。
川に出るため赤いボートを借りる。
入り口が狭く、とても低い天井がついている。窓もあるが小さく、光がほとんど入らない。
頭の中でこのボートは転覆してしまう、というような説明の言葉が流れる。気味が悪い。


弟から呼び出され、ダムに行く。
断崖絶壁の塔の上のようなところに三人で立っていると、弟と友人であろう男が二人歩いてくる。意地悪そうな顔。嫌な予感がする。
途端、弟はわたしを突き飛ばした。
塔から落ちて滝に呑まれる。他の二人も弟の友人たちに突き飛ばされた。
落ちながら、iPhoneをポシェットの中に入れてきたらよかったと後悔する。さきほどの勢いで手から離れてしまった。もう川の底だろう。
落下の引力。数秒経ってわたしは水に着地する。足がつかない。溺れながら四方を眺めて、一番岸に近い方に向かって泳ぐ。クロールができないから、犬かきとバタ足を混ぜたようなもので。意外と岸は近く、たどり着くことができる。


陸に上がると不穏な空気。どうやら弟たちが雷に打たれたという。
わたしは学校のみんなが集合している場所に来ている。クラスメイトが整列している中、(弟のフルネーム)はいませんか、と大人に声をかける。
こちらだと案内される。どうやら生きているものと死んでいるものが分けられているらしい。
弟は生きている側にいた、苦しそうに手足をばたつかせながらうわ言をしゃべっている。
弟の友人二人は死んだという。顔に白い包帯が巻かれている。その下の顔を想像する。
わたしは大人に、弟たちに突き飛ばされたのだ、あのとき突き飛ばされていなかったらわたしたちも雷に打たれていただろう、と言う。芳しくない反応。


わたしたちはバスに乗っている。陰鬱な気分だ。呼吸がしづらい。舌が口の中で倍くらいに腫れている。舌の位置がおかしいから呼吸ができないのだ。正しい舌の置き方の図が頭の中に浮かぶのでその通りにする。息ができるようになった。しかし、わたしは自ら進んで息ができなくなりたいのだ、陰鬱な気持ちになりたいのだ、という嫌な考えに気づく。