夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

恋人が生きている夢

恋人が生きていたので、一緒に旅館へ行く。
わたしは旅館のお風呂の券を持っている。
一度入るだけなら300円、一日出入りできるのは1000円の券だ。
わたしは湯船の中に浸かっている箱に300円の券を入れるが、やはり何度か入りたいと思い、券を交換してもらおうとする。しかし券は既になくなっている。
わたしはお風呂を満喫するべく、広い湯船で潜ったり、泳いだりする。気づくとそこには知らないおじさん一人しかいなくなっていた。だいぶ長い間そこにいたらしい。お風呂を出ると、恋人のお母さんがわたしの泳ぎを褒めるので、恥ずかしくなる。


恋人のいる部屋に行くと、恋人は友人らしい男の子たちに囲まれて、音楽を聴いていた。
イヤホンが繋がっているのは、スマホではなく、古い音楽再生機器だ(ポータブルMDプレーヤー? ウォークマン?)
男の子たちは異様に若い、高校生くらいかもっと下に見える。
people in the boxかと訊くと、そうではないと周囲の男の子が答える。
わたしはヴァンドーム・ラ・シック・カイセキを聴こうと言う。男の子たちはみな賛成する雰囲気を出す。
男の子の中に、白塗りをして紅をさしたEさん*1がいる、お化粧をしているのですか?と訊ねると、そうだと答える。わたしはお芝居でその何倍も白くなりましたと返す。
Eさんと恋人がふざけてキスをする、じゃあわたしも、とわたしも恋人とキスをする、キスはどんどん本格的になって、いつの間にかわたしが下の体勢になっている。
みんないなくなってしまったね、というようなことを言う。
そのまま性的なことをしようとすると、恋人は黒い小さな芝犬に変わる。背中に「ありがとう」や「ごめんね」といったメッセージが、横長のかわいい模様のついた紙に印刷されているものが乗っている。

あなたは生きていないの? とわたしはiPhoneで写真を撮ろうとする。いままでのことはすべて幻覚と幻聴だったのかと、周囲の人は(特に恋人のお母さんは)どう思っていたのだろうと恐ろしく思う。
隣にいる恋人は写真に映らない。でも、少し離れると、映る。恋人が大きく移動して、池を隔てると完全に映るようになる。(いつのまにか、旅館の部屋にいたはずなのに、わたしたちは芝生のある屋外にいる、そこには池があり、中心に丸い飛び地がある、恋人はそこに立っている)
恋人に、あなたは生きているのか? とふたたび訊ねる。エヴァの〇〇みたいなものだ、とよくわからない比喩を出される。わたしはエヴァのことがよくわからないけれど、自分のことをエヴァの登場人物に例えるのはおこがましいと思い、恋人をけなす。
でも、やっぱり生きているよ、とわたしは言う。だって、話せるし喋れるんだもん、もしかして、恋人のいとことか親戚ですか? とわたしは訊ねる。そういえば記憶の中の恋人よりも彼は若く、心なしか顎のラインもしゅっとしている気がする。どうだろうね、と恋人のような人は質問をはぐらかす。
わたしは、自撮りをしましょう、と提案する。
二人で並んでシャッターを切った瞬間、人とぶつかる。わたしたちがちょうど屋外と屋内の間のドアのところにいたせいだ。写真は大きく外れているが、端の方に恋人は写っている。
Snowにしようよ、そうしたら盛れるから、とわたしは、Snowを立ち上げようとする。

 

 


[ばらばらの記憶]


・女子部屋と男子部屋に分かれている? わたしは恋人とは別の部屋で、女子部屋では運動会でやぐらの横に立てる大きな人形の模型*2を作っている。怪獣かなにかのようだ。でも、こんなことをしている場合ではないと思っている。


・二回目の自撮りをしようとしたとき、そこは人気のメロンパンかなにかの店の横で、長い列ができている。わたしも食べたいと思う。


・トイレの中、深い赤の敷物、黒っぽいスリッパ、トイレットペーパーの芯。

*1:お芝居の先輩

*2:わたしの通っていた高校ではそのような伝統があった