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夢日記

夢がないのにユメちゃん、未来がないのにミラちゃん

2月9日 気持ち悪い魚の夢

Nが、気持ち悪い赤い淡水魚(体長15㎝ほど。鱗は直径1㎝ほどで濃淡があり、スパンコールのようにきらきらしている)を何匹か取ってくる。

それを食べようと言われ、わたしは反対したが、嫌々調理をする。
加熱した瞬間、身がぼろりと崩れて、ぞっとする。

2月5日 船に乗る夢

母方の祖母の家に行く。

驚かせるためにだれにも言わずに内緒で向かっている。
港から船が出ていて、それに飛び乗る。
祖母の家の前にある海で、捨てようにも捨てられないワンピースや花を燃やせる、持ってくればよかったと思うが、しかたない。
船は横にも縦にも大きく、もっと良い座席はないかと、どんどん上の階を目指して歩き回る。
乗客のおじさんに充電のできる場所を探しているのかと思われ、「大抵の席でここの角についている」と教えてくれるが、わたしはそれは求めていない。とりあえずお礼を言う。
乗ってしまえばすぐ目的の港に着くはずなのに、随分船の深くまで来てしまった。早く一階に降りないといけないと思うが、船はなかなか目的地の名前を言わない。
不安になり、近くにいた乗客に、この船は○○で止まりますか?と聞いても、「○○など知らない」と返される。
どうやらわたしは北に行きたかったのに、東に行く船に乗ってしまったようだ。愛媛から広島方面に向かいたかったのに、船は名古屋・静岡方面に向かっている。
船員のお姉さんに、この船は次は中島に、夜の一時に止まると言われる(近くで「今日はそれも定かではない」と、もう一人の船員のお姉さんが口を挟む)。
中島も田舎なので、一時に着いてもどこも泊まる場所などない。

1月29日 パトロン・名曲喫茶・二人の男の子の夢

おじさんとともに名曲喫茶にいる。

おじさんは血縁者ではなく、わたしのことをかわいがり、金を出してくれるタイプのおじさんだ。
後ろにいる男の子と目が合い、笑いかける。わたしのことをよく思っている顔だ。紙に書いて連絡先を渡そうかと思うが、やめる。
店の前面には大きなスクリーンがあり、映画が映像のみ流れている。
わたしは学校でしか見たことのない、スクリーンの画質の細かさを褒める。
(的外れな褒め方をしたかもしれないと、おじさんの顔を気にする)
おじさんは天井についている飾りを、これは銀座のライオンがなくなったときにもらってつけたものだと教えてくれる。
(飾りがなにか暗くてよく見えない、もしくは忘れてしまった)
この店はだいぶやかましくしても大丈夫な名曲喫茶らしい。

再びおじさんと店に行くと、同じ席にまた男の子がいる。わたしも彼も前と同じような表情をする。
高校の同級生の男の子、Kもいる。
店にはさらに、わたしの母親もいて、前にあるソファー?(これも暗くてよく見えない)の前で二人で写真を撮りなさいと執拗に勧める。わたしは嫌がるが、彼女の強い押しでソファー?の方に向かう。
彼女の指定したポーズがあまりにも子供っぽく恥ずかしいので、わたしはかなり強く大きな声で「ここにはわたしの知り合いが何人もいるのだ」と怒り、その場を離れる。
(言い方が悪かったかもしれないと後悔するが、自由な振る舞いをする知人のRならこうするだろうと、気持ちを切り替える)

1月16日 まゆちゃん・誕生日プレゼントの夢

小学校のときのクラスメイトのまゆちゃんと再開する。

わたしたちはシェアハウスのような広めの雑然とした一軒家にいる。
わたしは昨日、誕生日だったので、叔父から丸くデザインされたフラワーアレンジメントを貰い、それを持っている。
まゆちゃんの誕生日はわたしの誕生日の翌日らしく、彼女もそっくりなフラワーアレンジメントを持っている。
わたしのものよりまゆちゃんのものの方が赤いひらひらがついていてすこし豪華だ。
贈られた相手も、花屋も違うのに、こんなにそっくりなものをもらうことがあるんだね、こういう規格のセットがあるんだね、と話す。

外出を急かされ、顔を洗う。共用の洗面所にタオルがなくて、その家の主の(お父さん?)専用の洗面所の横にかけてあるタオルを使おうとするが、異臭がして不快だ。

9月14日 ネコ・ストッキング・ホテル・書道の夢

授業中、私の猫が教室に入ってくる。
気づいたときにちょうど授業が終わり、猫を抱いて廊下を歩いていると、先生に「あなたの泊まっている部屋に猫を置いてはいけない」と言われる。
一瞬なにを言われたのか分からないが、部屋に連れて帰らないと猫が教室中を歩き回って大変だと思い、私はホテルの部屋に行き、猫を降ろす。

猫は部屋の中をうろうろ歩き回っている。私の匂いがないと心配するだろうと、ストッキングを脱いで猫のそばに置く。猫はおとなしくなる。

次の授業はマナーの授業だ。先生は前の授業を前提にして、細筆で数行の文章を書くように指示する。私はこの授業を何度も休んでいて、前の授業のことも知らない。困っていると、また猫が教室に現れる。私は教室を抜けて、再び自分の部屋に猫を置きに行く。

しばらくすると、私のホテルの部屋にマナーの先生がやってくる。彼女はひとりで私に背を向けて授業のときより太い筆で書道を始める。
気まずくて目をそらしていると、彼女は振り向き、あなたのために書いているのです、と私を叱る。

9月28日 刺青の夢

高校のクラスメイトの胸元(キャミソールで隠れるギリギリの部分)に、小さな薔薇の刺青があることを知る。花弁の紫色が濃すぎて、輪郭線の黒と混じっている。
数年後、高校を卒業して彼女に再開する。刺青を見ると、色が褪せてちょうどよくなっている。

8月28日 図書館の夢

私は40絡みの男の作家で、図書館に設けられた個室の中で、椅子に座っている。
この部屋は図書館を司る商売のうまい初老の男のプライベートルームで、部屋には大きな本棚があり、入りきらない本は床に雑然と積み上げられている。
彼は私の話を慇懃無礼に聞く。
私の脚には、髪の長い少女がしなだれかかり、膝には彼女の腕と顔が乗せられている。
私と初老の男の間には中身が4割ほど入った金属製の本棚があり、そこには続き物の貴重な本が並んでいる。(初めの数巻が抜けているようだ)
私はその本を○巻から△巻まで譲ってくれ、と頼む。(この「譲ってくれ」には「大金を出すから」という前提が多いに含まれている)
初老の男は急に態度を変え、本だけでなく、膝にいるこの少女まで譲ってやると言う。初老の男は本を包む準備をすると、席をはずす。

(いつしか夢の視点は男から、少女へと変わっている。)
男は私の頭を撫でて、私の左手をもてあそぶ。手を少し高く持ち上げられると、厚いカーテンの隙間から日の光が入り、中指に一本、毛が生えていることに気づかれてしまう。男はそれを指摘し、私は恥ずかしがる。男はそれを可愛がる。

初老の男が部屋に戻ってくる。私は図書館に来て以来、一度も外に出たことがない。個室を出て少し歩くと、図書館の中に食堂がある。食堂のおばさんたちは私が人に連れられてここを歩くということが、どういうことを意味しているか分かっていて、大声で祝福してくれる。本を探しに来た人たちがその声でこちらを振り向き、恥ずかしい。足早に出口へ向かう。
男が重い扉を開けると、目がくらむほどのきつい日が射している。私は目をしかめる。